HAT仕様の基板外形シンボルを公開しました。

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HAT仕様外形シンボル
HAT仕様外形シンボル

Raspberry Pi Model B+が発表されて、その上に搭載する'HAT'という基板の仕様が発表されました。Raspberry Pi側からどんな基板がつながっているかわかるようにするためのEEPROMの搭載が必須になるなど、よりユーザーが使いやすくなる工夫がなされた分、設計や製造には一手間増えるのではないかと思います。
そんなわけで、少しでも手間を減らすべくEagle用のHAT仕様の基板外形シンボルライブラリを公開します。

HAT仕様についての紹介はMake: Blogのエントリ
Raspberry Pi HATの仕様を公開を、
詳細は
Introducing Raspberry Pi HATsB+ ADD-ON BOARDS AND HATsをご参照ください。

その、HAT仕様の基板外形のシンボルライブラリをEagle 6.5.0で作りました。基板の原点は左下にあります。単位はmmです。仕様ページにある寸法図面ではでは縦が56.5mmとありますが、これは表面実装ピンヘッダを使う場合の話で、スルーホールのピンヘッダを使う際には56mmが正しいようです。

なお、外形を合わせただけではHAT仕様準拠にならないので、この基板を正式にHAT仕様準拠にするためには、EEPROMを搭載して中身を書き込んだりする必要があります。

ダウンロードはssci-eagle-publicリポジトリからどうぞ。

スイッチサイエンスでは、HAT仕様に準拠した周辺基板を作成中です。もう少しお待ちください。