Airspeed Velocity of an Unladen Swallow

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こんにちは、菅井です。秋分も過ぎ、いまさらながらですが、陽が落ちるのが早まってきました。まだ夏を思わせる日もありますが、徐々に過ごしやすくなっていますね。台風が来なくて晴れの日が続いてくれるといいんですが。

New Product Fridayは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。

Airspeed Velocity of an Unladen Swallow(編集注:ulladenとは無負荷のという意味だそうですが、このフレーズはMontey Python and the Holy Grailの有名なシーンから来ているようです。Pythonつながりではこういうものもあるようです。知りませんでした)

こんにちは、皆さん、今週もNew Product Fridayの時間になりました。今日は新しい(いくつかは実験的な)製品をお見せします。最初は新しいFS3000空気速度センサブレークアウト基板です。このボードは高精度センサで、時速16マイル(25キロ)ぐらいまで検出や測定ができます。その後はRTK Expressの新しいキットで、測量をすぐ始めるのに必要なものすべてが揃っています。本日おしまいは、MicroMod Thing Plusと新しいボタンなど新しいSparkX製品です。それでは、今週の新商品を詳しく見ていきましょう。

必要です。空気速度が必要です、


SparkFun Air Velocity Sensor Breakout - FS3000 (Qwiic)
SparkFun Air Velocity Sensor Breakout - FS3000 (Qwiic)
SEN-18377
$49.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

データセンターやサーバー周辺の空気の流れをおっかける必要がありますか?HVAC(編集注:暖房、換気、および空調の英語 Heating, Ventilation, and Air Conditioningの頭文字をとった言葉です)や空調システムのフル稼働を確かめますか?それともラジコン飛行機のスピードを知るには?新しいSparkFun FS3000 空気速度センサブレークアウトボードなら、そんなことなどすべてお助けします。接続はとても簡単ですぐにでき、とっても楽しくお使いになれます。


SparkFun RTK Express Kit
SparkFun RTK Express Kit
GPS-18380
$674.95

※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。

SparkFun RTK Expressキットには、GNSS RTKを使ってセンチメーターレベルの全地球測位を行うため必要なものが全部揃っています。便利なキャリーケースを作りましたので、高価なものを保護し、L1/L2アンテナとRTK Expressのハウジングをお好みのポールや三脚にすぐ取り付けられます。このキットにはアンテナ部品、ケーブル、充電器など、直ちにフィールドに飛び出すため必要なものが含まれています。


RTK Kit Carrying Case
RTK Kit Carrying Case
PRT-18246
$24.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

RTK Express やRTK Surveyorを既にお持ちですか? RTK Kit キャリングケース は、フィールドの苛酷な風雨から高価な高精度GNSSレシーバーを保護します。RTKレシーバーのケースにはRTKレシーバー、TOP160マルチバンドアンテナ、915 MHz無線機、アンテナ用のカスタムスロット、そして電源、ケーブル、アダプタ用オープンスロットの型のモールドがあります。


MicroMod Thing Plus
MicroMod Thing Plus
SPX-18027
$14.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

SparkXのMicroMod Thing Plusは、MicroMod ecosystem を一般的なFeatherの占有面積で使用できます。このボードはM.2 コネクタ上のMicroMod プロセッサボードのピンを、ボードエッジ部の0.1インチ間隔メッキスルーホールパッドに引き出します。このキャリーボードは、アプリケーションでさまざまなMicroModプロセッサボードのテストに興味があれば最高です。


LoRa 1W Breakout - 915M30S
LoRa 1W Breakout - 915M30S
SPX-18572
$29.95

※Wi-Fi、Bluetoothなど電波を発する機能が搭載された製品は、日本で扱うために必要な工事設計認証(いわゆる技適)を取得していない可能性があります。したがって該当製品を日本国内で扱う場合にはご注意ください。日本の法律により、技適マークが付いていない無線機器は、電波を外部に発する状態での使用が禁止されています。日本国内では、電波暗室など電波を適法に遮蔽できる場所以外で、技適マークが付いていない無線機器を使用することは違法となる可能性があります。

パワーが必要ですか?EBYTEの915M30Sモジュール用ブレークアウトボードは、1 W (30 dB) のLoRaトランシーバーです。 LoRaは長距離(数マイル)/低消費電力(スリープモード)/低速データレート(約500 bps)用です。このボードはSPIとGPIOが6本利用できるプラットフォームであれば接続できるよう設計されています。堅固なエッジマウントRP-SMAコネクタで、大型LoRaアンテナ(915 MHz)を接続できます。さらに、メタルケースの外側に出したい場合には、オンボードのU.FLコネクタをご使用ください。


Infrared Proximity Contactless Button
Infrared Proximity Contactless Button
PRT-18582
$22.95
※スイッチサイエンスではお取り寄せも承っております。

この赤外線近接無接点ボタンは、(特にこんな時代には)ボタンの接触が不要または好ましくない状況でプッシュボタンの良い置き換え品になります。このボタンにはマイクロコントローラが内蔵され、干渉雑音処理を行い、赤青のLEDがユーザーに「タッチ」認識ビジュアルフィードバックを行います。デバイス背面のポテンショメーター二つは、読み取り範囲を3~15 cmに、「オープン時間」を0.5~20秒に調節します。

今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。

原文:Airspeed Velocity of an Unladen Swallow
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。